ITで世界を変えていく。
その力が、僕らにはある。
ソリューション営業 事業部長
浅利 朋継(2015年入社)
Q. これまでのキャリアを教えてください。 入社6年で事業部長に。
新卒で入社したのは老舗アパレルメーカー。百貨店向けのルートセールスを4年半やりました。憧れ先行で入った業界でしたが、待遇は厳しく、向上心がある組織だとも思えず、張り合いのなさを感じていました。ルートセールスなので飛び込み営業もしたことがないし、ストイックに数字を追いかけた経験もない。“営業”って、こういうことでいいんだっけ…?今後のキャリアを考えると不安になり、転職を決意。面接官の人柄の良さと、扱う商材の面白さで選んだのがAKKODiSでした。前職で売っていた洋服とは違い、AKKODiSが提供しているのは人財です。画一的ではないその商材に、どんな価値を付けるか、どう提案するかは営業次第。まさに十人十色。また、負けず嫌いの私にとっては数字目標を追うことも楽しく、どんどん仕事にのめり込んでいきました。そうして、2018年に課長職、2021年には当時最年少で事業部長に任命いただきました。
Q. 現在はどんな仕事をされていますか? 現場主義マネジメント。
入社数年で目まぐるしくポジションが変わり、今では数名の営業と200名以上のエンジニアを部下に持つ立場になりました。普段は、彼らの指導や評価をしたり、事業部全体の戦略検討や予算づくりを進めながら、顧客の経営層との商談には自ら参加するなど、プレイヤーも兼ねた働き方をしています。入社以来、常々感じていたのは、この会社の面倒見の良さ。上の人がちゃんと役割と責任を持って、部下の成長にコミットしてくれることが、新人時代はどれほど頼もしかったか。入社1年目の頃、営業スキルを上げるために「飛び込み営業をやってみたい」と言い出した私に、「行ってこい」ではなく「じゃあ一緒に行こう」と、ついてきてくれた上司がいたほどです。だから今、責任を感じていますね。自分はあんな風に頼れる人になれるだろうか、いや、ならねばならないと。
Q. 仕事の面白味はどんなところにありますか? 解決できるなら、何を提案してもいい。
画一的な商品ではなく、多様性に富んだ人財を提供していること。それが当社の営業の面白さであると冒頭で触れたばかりですが、もはやそこにも捉われず、事業の幅が広がっているのが今の状況です。私たちが提供するのは必ずしも「人財」じゃなく、「解決」であればいい。例えば、エンジニアの人員不足に悩むA社がいたとします。よくよく話を聞いてみると、課題の本質は人手不足とは別のところにありそう。そうなったとき、「新たに人を増やすよりも、今いる人を育てる方が先決ではないか」「社内の制度を変えるべきではないか」「現状のビジネスモデルに問題があるのではないか」という提案ができるのが今のAKKODiSです。私たち営業がいて、経営視点を持ったコンサルタントがいて、理想を形にできるエンジニアがいれば、できないことってそんなにないんです。型にハマらず、何を提案したっていい。それは、営業にとってすごく刺激的なことだと思います。
Q. 仕事のこだわりや流儀はありますか? 関わるすべての人を、気持ちよく。
流儀と言えるほどのことかは分かりませんが、チームづくりには何よりも力を割いています。チームとは、社内や部内に限った組織のことではありません。クライアントから、当社のエンジニアやコンサルタント、社内のキャリアプランナー、バックオフィスの人たちまで。関わるすべての人が、一つのチームになって同じ方向を目指せること。仕事のパフォーマンスを最大化するために、これが何よりも大事だと思うからです。営業の武器はコミュニケーション。ただモノを売るのが仕事ではない。それぞれの立場や要望、思惑を理解し、誰にとっても気持ちの良い最適解へと導いていくのが、私たち営業職の役割だと思っています。すべての人を、チームに巻き込んでいく。簡単ではないですが、いつも意識していることです。
Q. 今後、AKKODiSコンサルティングでやりたいことを教えてください。 ちっちゃく収まりたくないですね。
技術派遣の会社から、コンサルティング会社へ。当社は今、大きな変革期にあります。掲げるのは、世の中にある様々な社会課題の解決。そのビジョンを実現していくために、具体的な事例を増やしていくことが今の目標です。目下取り組んでいるのは、重度の身体障害のある方々の就労を支援するプロジェクト。そのための手段として、あるeスポーツのオンライン化を進めています。目的は、自宅にこもりきりになっている身体障害者の方々とのつながりをつくること。そして、ゲームを通してITに触れる機会を持っていただくこと。それを入り口にして、最終的には就労に必要なITスキルの習得まで支援できればと考えています。ITの活かし方って、本当に様々です。小さく収まらず、柔軟に。チームAKKODiSには、世の中まで気持ちよく変えていける力があると信じています。