フルスタックエンジニアへの道をまっすぐにめざしていく。
ソフトウェアエンジニア
金森 傑(2017年入社)
工学部出身
いろいろな案件に携わり幅広く学ぶことができる
私がエンジニアになりたいと思ったのは高校生の頃です。駅の改札口、インターネットホームページ、携帯のアプリ、何でもそうですが、すべてプログラミングで成り立っている。自分もそういうシステムをつくりたいと思いました。しかも、何か1つの領域に特化したスペシャリストではなく、当時はまだこの言葉はなかったかもしれませんが、1から10まで何でもわかるフルスタックエンジニアになりたいと思いました。1人で何でもできれば、その方がずっと楽しそうです。就職活動でも、いろいろな案件に携われる会社ということを条件に企業を探しました。そこで出会ったのがAKKODiSです。飛行機のジェットエンジンの設計から、組み込み系、Webアプリ開発、インフラ構築、ネットワークなど、あらゆるエンジニアが在籍し、さまざまな業務を経験しながらすべて学べるとわかり、入社を決断しました。
学びたいものに沿って案件の提案を受けることができた
入社後、まずはアパレルショップの店舗システムの運用のプロジェクトに配属され、障害時の対応、一部機能の追加や改修要望への対応といった業務を担いました。次は、別のお客様先でクラウドサービスの基盤構築やソフトウエア開発に携わりました。業務ごとに新しいことが学べるので、仕事は楽しかったですね。経験を積んでいくに伴い、自分自身インフラまわりのスキルが弱いと感じ、会社に相談すると、インフラ基盤構築のプロジェクトを紹介していただき、そのプロジェクトに配属していただきました。さらに上流工程での開発を経験したいと希望をだして、がん患者向けの「がんゲノム解析システム」の設計開発案件にアサインしていただきました。入社以来、自分がこの分野を学びたいと希望するとそれに沿ったプロジェクトを常に検討してもらえることができとても満足しています。
システム開発の社会的意義の大きさを実感
私の希望に応えて会社がアサインしてくれた「がん患者向けのシステム」は、病院から送られてきたがん患者の腫瘍データを基に、そのがんに対して治療効果の期待できる薬剤や治療法を世界中の臨床データから探し出し、有効な対処法として提案するシステムです。初めて上流工程から関わるプロジェクトでしたし、要件定義に際してはドクターが当たり前に使う遺伝子解析に関する専門用語の理解が欠かせません。自分にとって非常にチャレンジングな業務になりました。そして、このプロジェクトは、がんと闘う患者さんたちにとって非常に大きな希望であり、ドクターも強い使命感をもって臨まれています。日々、自分が担う業務のやりがいの大きさを実感して業務に取り組んでいます。どちらかといえば技術的な面に関心を持っていましたが、このプロジェクトを通じて、自分の仕事の社会的な意義をかみしめる経験になっています。
社内での学びも活かしさらにスキルアップしたい
入社から5年間、自分が学びたいと思う分野・技術を会社に伝えて、携わりたいプロジェクトに関わることができました。一般的なシステムのウォーターホール開発については、上流工程から下流工程まで、ひととおり経験することができ、自分の成長にとって、着実なステップが踏めていると思います。今後は、現状の業務歴ではまだ足りていないWebシステム開発のスキル向上につながる案件に携わりたいと思っています。
入社前は、いわゆる技術者派遣の会社であることから、配属先で就業するため、社内の一体感は薄いのではないかと少し心配していました。しかし、社内ではチームが編成されていて交流は厚く、先輩のベテランエンジニアと話す機会も多く、たくさんの学びの機会がありました。また、他の会社にはない取り組みには、大きな魅力を感じます。自分自身も、お客様先でどこに課題があるのか、常に全体を意識するようにしてきました。これからもAKKODiSならではの恵まれた環境を活かし、お客様の課題解決に貢献できるフルスタックエンジニアをめざして成長していきたいと思います。