やる気とスキル向上の意欲があれば、仕事は面白い。
インフラエンジニア
諸井 大輔(2015年入社)
経済学部卒
学生一人ひとりに向き合う姿勢に惹かれた
就活では、商社やメーカー等、幅広い業界・企業を見ていました。また私は経済学部出身ですが、元々理系が好きでエンジニアの道も選択肢の一つと考えていました。AKKODiSとの出会いは企業合同説明会。会場の中で、AKKODiSの社員の方々が、どこよりも楽しそうな雰囲気がありました。また、会場を一周して再びブースに訪れた際に、私のことを覚えていてくれたことが強く印象に残りました。学生一人ひとりに向き合ってくれていると。それが受けてみよう思ったきっかけです。
エンジニアリングを大学で学んでいたわけではありませんが、どの分野にせよ学生にとっては未経験。内定をいただき、自分の可能性を試す気持ちで飛び込みました。その人が有している知識やスキルを評価するのでなく、人そのものを真っ直ぐに見て評価する姿勢が、AKKODiSの魅力の一つだと感じています。
自動車業界変革の一つ「コネクテッド」に関わる
入社後、2ヶ月のネットワーク研修を経て、通信キャリアに就業。3年半、約5万回線の法人ネットワークのオペレータを担当しました。法人は金融系のお客様であり、ネットワークは生命線。絶対に回線を切断させてはならない、不具合が発生した場合は即座に復旧することがミッション。その責任の大きさの中にやりがいを感じました。
現在は、2つ目の就業先で。コネクティッドカーに関わるプロジェクトに参加しています。自動車業界は「CASE(Connected・Autonomous・Shared & Services・Electric」と呼ばれる、100年に一度の変革の時代を迎えていま。その一つであり私が携わっているコネクティッドカーとは、先進のIoT技術でさまざまなデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積・分析することで、さまざまな価値を生み出す「ネットとつながるクルマ」を指します。
グローバルなプラットフォームの構築
私の取り組みは、グローバルな通信プラットフォームの構築によって、安心・安全なコネクティッドカー社会の実現を目指すものです。国・地域ごとに選定した通信事業者への自動的な接続・切替と、通信状態の監視を統合的に行ない、コネクティッドカーに必要な、高品質かつ安定した通信をグローバルに提供しています。
コネクティッドカーが繋がるカギを握るのが、スマートフォンなどでも利用されるSIM。加入者を識別する情報が書き込まれた小型ICカードです。コネクティッドカーで利用されているSIMはeSIMと呼ばれますが、私の役割の一つがこのeSIMの最適化です、eSIMは車載通信機に組み込まれ、モバイルアプリでコネクティッドカーとしての利用が実現します。車内でWi-Fiの利用、リモートでエンジンのスタートやエアコンの調整、リモートによる車両診断、安全確保など、様々な価値を創出するものです。
個々人の頑張りや成果、実力を正当に評価する会社
新たに取り組みを開始したのが、商用車向けのコネクティッドカーです。これは商用車の運行記録を車載通信機器が読み取り、たとえば営業所のPCに送信・蓄積するものです。これらのデータによって、適切な勤怠管理や位置情報の把握、営業戦略立案など、事業の生産性や効率化向上に活用されるもの。こうしたコネクティッドカーの取り組みによって生まれたサービスは、国内外に提供されており、社会に貢献している実感もあります。今後、全世界に普及していくプロジェクトであり、そのスケールの大きさの中にやりがいも感じています。
入社以来感じているのは、AKKODiSは個々人の頑張りや成果、実力を正当に評価する会社であるということです。AKKODiS社内で最年少のグループマネージャーにも抜擢されました。やる気とスキル向上の意欲があれば裁量は広がっていきますし、それが仕事を一層楽しくさせると感じています。今後、グローバル案件が広がっていくことから、語学スキルの向上にも努め、また人材の育成にも力を入れていきたいと考えています。