
人生100年時代を迎え、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)は不可欠な課題となっています。
本イベントでは、PHR(パーソナル・ヘルスケア・レコード)やオンライン診療の活用を軸に、医療データの標準化や地域医療の未来を専門家とともに議論します。地方自治体の成功事例を共有し、持続可能な医療体制の構築に向けた課題と解決策を探ります。さらに、医療DXを支える人財育成についても焦点を当て、官民学の連携による新たなアプローチを探求します。
こんな方におすすめ
- 自治体職員の方で、地域医療のデジタル化やオンライン診療の導入を検討している担当者や、医療・福祉政策およびICT活用を推進している方
- 医療機関・福祉関係者の方で、PHRや医療データの活用に関心がある医師や看護師、病院や診療所のITシステム管理者や医療ソーシャルワーカー
- 企業・研究機関の方で、医療DXやヘルスケアデータ活用に取り組む企業の関係者や、PHRおよびオンライン診療の技術開発・標準化に携わる技術者や研究者
- 政策立案者・研究機関の方で、医療データの標準化やヘルスケアDX推進に関心がある政策立案者や官公庁関係者、医療データ活用やオンライン診療の社会的影響を研究している大学・研究機関の研究者
- 教育・人財育成に関わる方で、医療・福祉分野でのDX人財育成に携わる教育関係者や、医療ITおよびヘルスケア技術に関心がある学生や社会人
プログラム
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1.技術セッション
- イントロダクション:谷本 琢磨 博士(AKKODiSコンサルティング株式会社 People Development本部トレーニングデリバリー第2部)
- PHRの普及と課題:鹿妻 洋之 氏(オムロンヘルスケア株式会社 渉外担当部長、JEITA ヘルスケアIT研究会 副主査)
- 全国の地方自治体で進むオンライン診療について:安江 輝 氏(長野県伊那市役所 総務省地域情報化アドバイザー)
- 頭痛診療における医療DX: 勝木 将人 博士(アイルランド Dublin City University 博士研究員、長岡技術科学大学 体育・保健センター 准教授)
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2.パネルディスカッション
- モデレーター:谷本 琢磨 博士(AKKODiSコンサルティング株式会社 People Development本部トレーニングデリバリー第2部)
- 登壇者:鹿妻 洋之 氏、安江 輝 氏、勝木 将人 博士
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3.クロージング
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4.ソーシャルアワー(無料・オフライン会場参加者のみ)
- オフライン会場参加者限定の軽食、情報交換会
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※プログラム内容は予告なく変更となる場合がありますのでご容赦ください。
【登壇者プロフィール】
鹿妻 洋之 氏(オムロンヘルスケア株式会社 渉外担当部長、JEITA ヘルスケアIT研究会 副主査)
1994年、オムロンライフサイエンス研究所(現オムロンヘルスケア株式会社)に入社。
1996年、Omron Management Center of America Information Technology Centerに駐在し、海外での実務経験を積む。
2001年、オムロン株式会社(2003年7月よりオムロンヘルスケア株式会社)において、健康管理サービス関連の新規事業開発および事業企画に従事。その後、渉外部門で各種工業会活動を推進。
2011年4月より現職に就任。健診等情報利活用作業WG民間利活用作業班、医療機器開発ガイドライン事業等で委員を務めるとともに、保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)や電子情報技術産業協会(JEITA)等において、健康支援システム、オンライン診療・デジタルヘルスおよび医療用ソフトウェアに関する専門委員会・WG等の副主査を担当している。
安江 輝 氏(長野県伊那市役所 総務省地域情報化アドバイザー)
1993年に伊那市役所に入庁し、地域行政の基盤を確立。1998年には伊那商工会議所で地域経済の振興に努め、2002年には伊那中央病院で医療現場の実務を経験。その後、2008年に再び伊那市役所に戻り、地域の課題解決に寄与。2018年には企画政策課新産業技術推進係に着任し、地域産業の革新に取り組む。2021年よりは、総務省地域情報化アドバイザーとして、最新の情報化施策の推進と地域の活性化に努めている。
勝木 将人 博士(アイルランド Dublin City University 博士研究員、長岡技術科学大学 体育・保健センター 准教授)※オンライン参加
2016年に東北大学医学部医学科卒業。2023年に東北大学と信州大学にて脳神経外科研修を修了し、医療AIの開発を行いながら、脳卒中転帰予測AIおよび頭痛診断AIを報告。2024年より現職に就任。日本の医療資源不足解決のため、医療AIによる医療格差の是正を図っている。新潟北陸オンライン診療研究会の会長を勤め、オンライン診療による専門医療、へき地医療、産業医学校医活動の促進に努めている。医学博士であり、脳神経外科専門医である。日本頭痛学会や日本メディカルAI学会などに所属している。
概要
タイトル | 各分野の専門家が解説!~人生100年時代を迎える医療革新:PHRとオンライン診療がもたらす未来の医療~ |
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開催日時 | 2025年4月18日(金) 13:30 ~ 17:00 ※オフライン会場19:00まで |
場所 | オンライン視聴とオフライン会場でのハイブリッド開催 ※いずれかご都合が良い方へ申し込みください。 ・オンライン視聴 視聴方法はこちら ・オフライン会場(AKKODiSコンサルティング本社 AKKODiS innovation Lab. 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー3F) 会場の詳細はこちら |
対象者 | 地方自治体職員(特に医療福祉政策やICT活用担当)、医療機関関係者(医師、看護師、医療ソーシャルワーカー・病院のITシステム管理者など)、医療データ活用に関わる企業関係者、政策立案者および研究者。大学・研究機関の研究者、教育・人財育成に関心のある関係者 |
参加費 | 無料 |
お申し込み締切 | セミナー開始時刻までお申し込みを受け付けています。 |
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※同業者の方の参加はお断りさせていただく場合がございます。また、オフライン会場へのお申込み数が上限へ達した場合、オンライン視聴への切り替えをお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。