自動運転という言葉をよく耳にするものの、「自動運転を体験する機会がない」、「自動運転がなかなか社会に実装されない」と感じる方も多いのではないでしょうか?
本セミナーでは、自治体で実施されている自動運転やMaaS(Mobility as a Service)のPoC(概念実証)が社会実装に至らない課題に焦点を当て、専門家の意見を伺います。
産業・社会の共通基盤として研究活動を通じ、試験・実証・標準化・認証などの幅広いサービスを提供している日本自動車研究所(JARI)、革新的な自動運転技術をリードするL4D(Level4 Discovery)のメンバーであるアイサンテクノロジーや、モビリティの社会実装を推進する多摩大学の樋笠准教授と今村准教授をお迎えし、「自治体と事業検討を行っている現状分析と報告」および「ELSI(倫理・法・社会的影響)やデライトの観点から社会実装に進むための課題と対策」について詳しくお伝えします。
自治体や企業の方々、モビリティに関心をお持ちの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
こんな方におすすめ
- 自動運転やMaaSのPoCを進めている、またはこれから進めたいと考えている自治体のご担当者さま
- 自動運転技術やMaaSに関心があり、実際の事業化・社会実装に取り組んでいるご担当者さま
- モビリティや交通システムの研究を行っている研究者さま
- 地方創生や都市計画、交通政策に関心を持つコンサルタントの方
- モビリティの未来や自動運転技術に興味を持ち、最新の情報や課題について知りたいと考えている方
プログラム
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1.技術セッション
- 佐藤 直人 氏(アイサンテクノロジー株式会社 取締役)
- 樋笠 尭士 氏(多摩大学経営情報学部 准教授)、今村 康子 氏(多摩大学グローバルスタディーズ学部 准教授)
- 大庭 敦 氏(一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 シニアエキスパート)
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2.パネルディスカッション
- モデレーター:谷本 琢磨 博士(AKKODiSコンサルティング株式会社 テクノロジー統括 アカデミー本部)
- 登壇者:佐藤 直人 氏、樋笠 尭士 氏、今村 康子 氏、平岡 敏洋 氏
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3.クロージング
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4.ソーシャルアワー(オフライン会場参加者のみ)
- オフライン会場参加者限定の情報交換会
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※プログラム内容は予告なく変更となる場合がありますのでご容赦ください。
【登壇者プロフィール】
佐藤 直人 氏(アイサンテクノロジー株式会社 取締役、A-Drive株式会社 取締役)
1996年にアイサンテクノロジー入社し、事業推進室、MMS(モビリティマッピングシステム)事業本部長や販売部門、新規事業部門に長年携わる。2021年より取締役モビリティ事業部本部長に就任。2023年よりA-Drive取締役を兼任。
樋笠 尭士 氏(多摩大学経営情報学部 准教授)
上智大学法学部法律学科卒業。中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了。刑法学者で、自動運転と法・倫理の研究・教育に従事。自動運転倫理ガイドライン研究会代表も務める。内閣府SIP第3期スマートモビリティプラットフォームの構築・開発責任者(多摩大学)や、経済産業省の安全設計・評価ガイドブック判例等調査委員会委員、ISO/TC241(道路交通安全マネジメントシステム)専門委員会委員等を務め、ISO/TC241 WG6では日本代表として活躍し、自動運転の倫理に関する国際指針ISO39003の策定に貢献。近著『自動運転レベル4: どうしたら社会に受け入れられるか』学芸出版社(2023年)は、第49回「交通図書賞(技術部門))」(公益財団法人交通協力会)を受賞。
今村 康子 氏(多摩大学グローバルスタディーズ学部 准教授)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。
全日本空輸株式会社に客室乗務員として入社、25年間国際線を中心に乗務、客室乗務職掌管理職として組織マネジメントに従事。加えて、本社商品企画戦略部門にて、ファーストクラス新プロダクトの開発、国際線・国内線機内サービスリニューアルプロジェクトを主導。ANA総合研究所研究員を経て、2023年4月より現職。現在は、ANA総合研究所客員研究員を兼務。専門は、サービスサイエンスで、「デライトの可視化」、「移動の価値とホスピタリティ」を自動運転の業界へ応用する人材育成とその教育を研究。内閣府SIP第3期スマートモビリティプラットフォームの構築・開発研究分担者。
平岡 敏洋 氏(一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 主席研究員)
1994年3月に京都大学工学部精密工学科を卒業し、1996年3月に同大学大学院修士課程を修了。同年松下電器産業株式会社に入社。1998年京都大学大学院情報学研究科助手、2004年4月同助教、2017年10月名古屋大学未来社会創造機構特任准教授、2019年7月東京大学生産技術研究所特任教授、2022年10月から一般財団法人日本自動車研究所新モビリティ研究部主席研究員に就任。2005年7月京都大学博士(情報学)取得。専門はヒューマンマシンシステムと運転支援システム。複数の学会に所属し、多数の賞を受賞。
大庭 敦 氏(一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 シニアエキスパート)
大阪大学大学院工学研究科原子力工学専攻修士課程修了後、三菱電機株式会社に入社し、半導体設計に携わる。その後、ルネサステクノロジ株式会社(現ルネサスエレクトロニクス株式会社)に転籍し、半導体メモリ、自動車向け半導体のマーケティング等に従事。 一般財団法人日本自動車研究所に入所後、自動車セキュリティの国プロを担当し、現在は新モビリティに関する調査・研究に従事。
概要
タイトル | 各分野の専門家が徹底解説!スマートモビリティが普及しない理由とは?自治体の実証実験から見える課題と解決策 |
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開催日時 | 2024年8月27日(火) 13:30 ~ 17:00 ※オフライン会場19:00まで |
場所 | オンライン視聴とオフライン会場でのハイブリッド開催 ※いずれかご都合が良い方へ申し込みください。 ・オンライン視聴 視聴方法はこちら ・オフライン会場(AKKODiSコンサルティング本社 AKKODiS innovation Lab. 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー3F) 会場の詳細はこちら |
対象者 | MaaSや自動運転サービスを提供しようとしているサービス提供者・サプライヤー・地方公共団体のご担当者さま |
参加費 | 無料 |
お申し込み締切 | 開催日前日までお申し込みを受け付けています。 |
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※同業者の方の参加はお断りさせていただく場合がございます。また、オフライン会場へのお申込み数が上限へ達した場合、オンライン視聴への切り替えをお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。