クライアント
日本の自動車関連機器メーカー
業界
教育
支援内容
図面・文書チェックを自動化ツール開発、エンジニア研修
プロジェクト概要
ステアリングシステム、工作機械、電子制御デバイス、家庭用アクセサリーなどを提供する、日本の自動車関連機器メーカーです。全世界に118の子会社と226の支店を持ち、48,000人以上の従業員が働いています。
プロセスのデジタル化とコスト削減、業務効率化を図るも実現できない課題がありました。また、定型業務の多くは専門的かつ機密性の高い内容で外注できずにいました。そこで、AKKODiSは設計レビューの自動化ツールを開発。現場のエンジニアがツール開発ができるように研修を実施しました。
抱えていた課題
コスト削減と業務効率向上が進まず労働時間を削減できない
2021年からプロセスのデジタル化を進め、コスト削減と業務効率向上を図ってきましたが、組織の伝統的な文化を変えることが難しい状況でした。このプロジェクトは設計部門を対象としていますが、最大の問題の1つは、設計レビューなどのルーチン業務に専門家のリソースが割かれていたことです。部門管理者は、これらの業務をアウトソースしようと試みましたが、専門的かつ機密性の高い作業が多く、労働時間を削減できずにいました。
AKKODiSの取り組み
自動化ツールの開発と現場エンジニアへの研修
設計図や文書のチェックに多くの時間を費やすプロセスを効率化するため、図面や文書のチェックを自動化するツールを開発。現場のエンジニアだけでなく、営業スタッフや関連する役員を巻き込んだトップダウンアプローチを提案し、変革プロセスを加速させました。さらに、現場のエンジニアは、AKKODiSが提供する教育機会を活用して、ITやPythonを学び、自分たちのツールを開発しました。
- 【使用技術】
- Python
- MS Office
プロジェクトの成果
使用する技術の特定とビジネス成長に貢献
これらの業務は元々他のコンサルティング会社に委託されていましたが、AKKODiSのパフォーマンスが初期段階のプロジェクトで優れていたため、クライアントは当社に切り替えました。業務はクライアントの別のフェーズの一部であり、当社には95,000ユーロのコンサルティング料が支払われました。契約は今後も継続されます。
AKKODiSチームは、クライアントの新たなビジネスチャンスと使用する技術を特定するための課題を完了しました。私たちの提案をもとに、当社のエンジニアは、クライアントとともにビジネス成長のための研究開発活動を共に進めています。