エンジニアの成長なくして事業の成長はない。
人財育成を通じ企業の成長を実現するパートナーへ

 

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エンジニアが果たす役割が増す現代において、そのキャリア形成やスキルの向上に課題を持つ企業は多い。今回は、AKKODiSコンサルティング(以下、AKKODiS)が運営する研修施設「天王洲トレーニングセンター」を統括するアカデミー本部テクニカルトレーニング部 部長に『天王洲トレーニングセンター』の特色とその役割について話を聞きました。

人財育成の幅広いニーズに応える研修施設
『天王洲トレーニングセンター』

『天王洲トレーニングセンター』では、技術研修、ビジネス研修、課題解決、ITリテラシーなど、さまざまな研修を実施しています。テクニカルスキル、デジタルリテラシー、課題解決、プロジェクトマネジメントなどさまざまな職種の人財に向けた研修を実施しています。

もともと自社社員の育成の場として設けられた施設ですが、ここ10年ほどで広く一般にエンジニアの育成やキャリアアップの教育施設として変革を遂げてきました。現在は、一般企業の従業員やフリーランスのエンジニアなど、多くの方々にご利用いただいております。
センターには研修機材、中には個人では用意できない高額な機器や、ソフトウェア等が揃っており、受講者は実践さながらの環境下で研修を受けることができます。また、オンライン研修にも対応しています。

100名を超えるインストラクターと300以上の自社開発研修プログラム

研修プログラムも多岐に渡り、パッケージ化されているものだけでも300種類以上あります。過去にはもっと多くの研修プログラムがありましたが、必要とされる情報や技術は時代と共に移り変わっていくものなので、研修内容も常に変動しています。

研修プログラムを立案し実行しているのが、アカデミー本部に所属する約100名の専属インストラクターです。
インストラクター一人ひとりが時代の潮流を読み、今後必要となる先端技術やビジネススキルなどの情報を敏感にキャッチすることで、より実践に近い内容を研修に反映しています。

また、クライアントニーズから新たな研修プログラムが生まれることもあります。インストラクター自身が教育コンサルタントとしてクライアントニーズを拾い上げ、それを研修プログラムに落とし込んでいくことで、企業成長を加速させる人財の育成が実現できるのです。
受講方法や期間も研修プログラムによってさまざまで、対面型、オンライン型、e-ラーニング型など、受講生の環境に応じて提供。受講期間も研修プログラムにより1日から3カ月と幅広く、研修後の実務レベルに合わせてカリキュラムのカスタマイズが可能です。

臨機応変な対応力で一人ひとりのキャリアを応援。
リスキルやリカレントでさらなるキャリアアップに繋げていきたい

これは、研修を受けること自体を目的化させないためのこだわりでもあります。受講生のスキルレベルに合わない研修は、時間の浪費だけでなく、モチベーションの低下を招く要因にもなるからです。
提供側がどんなにレベルの高い研修プログラムを作ったとしても、受講生のやる気を引き出せなければそれは良い研修とは言えません。研修は受けること自体が目的ではなく、その先の実務に如何に直結できるかに価値をおくべきだと考えているからです。
そのような心構えで皆さんのキャリアと向き合っています。

おかげさまで、当社の技術研修プログラムを受講した新人がクライアントから高い評価を受けているというお話や、受講した本人から即戦力として仕事に従事できたというフィードバックもあります。
もちろん、研修の成果だけではなく、本人の努力があってこその評価ですが、そのような話があると「ここでの研修が役に立ったんだな」と嬉しく思います。これからも受講生の声や良い意見もそうでない意見も大切にしながら、価値のある研修を実施していきたいと考えています。

エンジニアの成長無くして事業成長はない

急速なDX化が進む現代では、エンジニアの成長無くして事業の成長はないと言えます。
プログラミング言語、システム設計・構築など、いわゆるエンジニアとしてのスキルだけでなく、課題解決力やマネジメント力を身に着けていくことも、これからはもっと必要になると考えています。
当社では、これまでのエンジニアからもう一歩進んだエンジニアを目指すという意味を込めて、エンジニアを「テックコンサルタント」と呼称していますが、キャリアを形成できる環境づくりは欠かせませんし、私たちの大事な課題だと考えています。
社内だけでなく、課題解決も担う人財として成長していくため、スキルを伸ばし安定したキャリアを形成できる環境づくりは重要です。

人財育成の研修内容について、クライアントと直接お話をする機会がありますが、共通する大きな課題の1つには「適切な人財が育っていない」ことが挙げられます。
また、「DXをやらなくてはいけないのは分かっているけれど、何からはじめたらいいのか分からない」、「そもそもITのことを全然知らない」という課題もみられます。

しかしながら、どのような課題であっても問題となる原因があり、それを技術の力で解決したいという思いは同じだと思います。
ですから、全てのクライアントに対して我々が最初に行うことは、徹底的に「話を聞く」ことです。

「この研修は何のためにやるのか」
「研修後はどのような業務を行うのか」

とにかく丁寧に話を聞いて、コミュニケーションを図る。
その先にクライアントが抱える真の課題、そして本当に必要とされている研修プログラムや人財育成の最適解が見えてくると思います。

人財育成もできるコンサルティング企業として。これからのAKKODiS

多くのエンジニアの育成が重視されると同時に、現代ではビジネスパーソン一人ひとりに高いITリテラシーが求められています。
ここまで、主にエンジニアの育成を担うテクニカルトレーニング部の教育事業を中心にお話をしてきましたが、当社にはまだまだ多くの人財育成の専門チームが存在し、クライアントのさまざまなビジネスニーズに則した教育プログラムを実施しています。

これからのAKKODiSは国内労働人口約6000万人のビジネスパーソンがターゲットです。日本で働くみなさんにとって、共に事業拡大を目指すコンサルティングパートナーとして欠かすことのできない存在になっていきたいと考えています。

PROFILE

前田
アカデミー本部テクニカルトレーニング部 部長

2003年に入社後、機械系のエンジニアとしてさまざまな案件に従事。2016年から社内のキャリア支援や研修制度の構築に携わり、2020年に技術研修全体の責任者となる。2023年アカデミー本部テクニカルトレーニング部部長に着任。『天王洲トレーニングセンター』の運営を通じて社内外を問わず、多様なバックグラウンドを持つエンジニアのキャリア支援と人財育成を通じて企業支援を行う。

  • インタビュー内容、所属は取材当時のものです。
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