#新卒入社 #ファームウェアエンジニア #チームリーダー
AKKODiSコンサルティング(以下、AKKODiS)にはエンジニアとしてのスキルと経験を生かし、日本の課題解決に積極的にアプローチをする社員が数多く在籍しています。今回は、ファームウェアエンジニアとして自動車における車間距離制御システムの評価環境構築を行い、チームを率いる大橋に話を聞きました。
ADAS部門に強いAKKODiSで、エンジニア業務に集中する。
私は、ファームエンジニアとしてADAS(先進運転支援システム)領域の開発をしているお客さま先で就業しています。車間距離制御システムの量産設計のための業務の自動化、設計/評価プロセス効率化を支援し、お客様の抱える課題に対して改善策を提案しています。
現在は入社6年目です。入社3年目にチームリーダーに昇格して、現在は6名のメンバーを率いています。プロジェクトは変わりつつも最初に配属されたお客さま先で継続して開発に携わっています。
お客さま先にはチーム派遣という形で、私のメンバーの6名が一つの課に配属させてもらっています。このプロジェクトの開発には20数名弱のテックコンサルタントがチームAKKODiSとして関わっていますね。
学生時代は、組込み系や基盤を作るメカ/エレ/ファームを全て行う大学で学んでいました。中でも一番興味のあったファームを職業として選びたいと思い、上流工程で経験を積みつつ自らキャリアを設計し、市場価値を効率よく高めることがでそうなAKKODiSに入社しました。メーカーやサプライヤーは、調達や品質管理などバリューチェーンのどこに配属されるかわからないことに懸念があったので、自分がやりたい開発業務を選べるアウトソーシングがいいなと思っていました。
私が関わりたかった自動車業界のADAS部門はAKKODiSのシェアがとても高く、力を伸ばしたい興味がある分野に集中して働くことができているので選択は間違っていなかったと思っています。
AKKODiSは会社の教育体制、キャリア設計の自由度も魅力的です。世の中の変化を取り入れるのが早く、選択肢が豊富にあります。転職せずに別の現場に行けることはエンジニアにとってはかなり大きなメリットですね。エンジニアが現場でコンサルティングを進めるという会社方針も魅力的です。
在宅と出社の比率は半々ぐらいです。開発や調整の業務、人材を配置する体制についての話をする時は対面がいいですね。出社してマネジメント寄りの話をすることが多いです。1人でコードを書くなど、何かを作り上げるっていう時には在宅で集中して業務を行っています。
入社3年でチームリーダーに。学べる環境と明確な職能制度が魅力。
私は4月に入社して、新卒研修中の5月20日に現在のお客さま先に配属されました。
同期の中でもかなり早く配属が決まったのは、大学の卒業研究とお客さまの業務が近かったことも影響しています。自動運転の歩行者検知に関する分野を専攻していたので、お客さまの論文などをすでに読んでいました。
業界の知識も多少ある状態での配属でしたが、現場に入ってからしっかりOJT体制は組んでもらえていました。研修会場の天王洲でやるかお客さま先でやるかの違いはありましたが、しっかり学びながら業務を行うことができました。
入社2年目には、当時のチームリーダーと先輩が同時に別の部門に異動してしまい、私がチームの一番上のポジションになりました。先輩がいなくなって、それまでは作ってくれた枠組みの中で自由にやらせてもらっていたことに気づきました。そのタイミングで下のメンバーが5人入ってきたので、自分の業務だけでなくチームの業務管理や育成もすることになり、最初は少しとまどいました。
その時は、社内のプロジェクトマネジメント基礎研修も受け、他の部署のグループマネージャーと社内のワーキンググループを行った際に学んだ方法をまねして現場で実践してみました。先輩は異動しましたが相談できる機会もありましたし、リーダーの立ち回り方やプロジェクトの動かし方が少しずつ身に付いていきました。
その時期の経験が入社3年目以降のチームリーダーとしての働き方に生きています。
私のチーム内では、先輩が急に異動していなくなっても困らないように小さめのチームを早めに組んで育成するサイクルを作るよう心がけています。入社4年目ぐらいのメンバーに新卒1人つけて、お客さまへ説明する際のサポートに入ってもらっています。
その時期の経験が入社3年目以降のチームリーダーとしての働き方に生きています。
私のチーム内では、先輩が急に異動していなくなっても困らないように小さめのチームを早めに組んで育成するサイクルを作るよう心がけています。入社4年目ぐらいのメンバーに新卒1人つけて、お客さまへ説明する際のサポートに入ってもらっています。
AKKODiSは職能判定の制度で、次のレベルが明確化されています。次に身に着ける能力はこれだという感じで、挑みやすい目標が階段になっているので、何年でここ行くためには何すればいいのだろうっていう逆算ができます。
一番意識していたのがL2-3というレベルの段階でした。QCDなどフレームワークの活用が求められ、日々の業務を行うだけでは身に着かず、自ら学んでレベル到達を狙わないと厳しい状況でした。
そこで、グループマネージャーに「どうやったら上がりますか?」「今行っている方法はレベルに達していますか?」など日頃から質問しつつ、自己理解を深めることで一つずつクリアしていきました。
達成するために必要な業務経験があればお客さまに相談して、用意していただいたこともありました。私が次のステップに上がるために必要な業務や、学ぶべきことについて寛容に応えていただいています。
今はクリアした職能レベルを生かして、お客さま先が体制を変革されていることに対し、課題の可視化をお客さまと一緒に進めているところです。
Fusion Activatorsとして、お客さまと成功例の一番乗りを目指したい。
AKKODiSは、お客さまの現場変革を実現するためのFusion Activatorsというサービスを本格化させていきます。私たち「外部スペシャリストならではの専門力」と「プロジェクトメンバーならではのコミット力」を最大限発揮し、「圧倒的な生産性の向上」の実現を目指すサービスです。
私が入社した時も、AKKODiSはエンジニア目線で課題を発見し、企業のデジタル変革を支援するサービスを行っていました。新人時代は当時のチームリーダーが進めていたこの取り組みについていき、私がチームリーダーになったタイミングで自らも進めていました。これまでにRPAツールやPythonを用いた新規開発プロセスを構築することで、「開発上ボトルネックとなっていた工程の解消」「人為的ミスの削減」を実現しています。
今お客さま先がちょうどプロジェクトの入れ替わり時期なので、今後はこのFusion Activatorsを手探りで進めながら、お客さまの事業を最大化するための提案にもさらにチャレンジしたいです。お客さまと作り上げた成功例がAKKODiSの事例として紹介できるようなレベルしたいと思っています。
また、AKKODiSは自動化およびテストプロセス全体をサポートするAI解析ツールのAI-Core も取り扱っています。私は今このAI-Coreの先行導入しているドイツのAKKODiSとグローバル連携するプロジェクトにも入っています。このツールで業務係効率化が図れそうなので、お客さまの開発に導入できるか検討中です。
今後は日本だけではなく、海外のリソースも活用していきたいとも思っています。
手を挙げればチャレンジできる環境で、仕事を楽しめる。
AKKODiSは、躍動して働きましょう、仕事に楽しさを求めていいんだよと謳っているので、仕事を楽しみたいと思っている方、何かにチャレンジしたい思いがある方は、AKKODiSに来るとすごく伸びると思いますね。
私は材開発部の認定講師の資格を持っているので、社内副業として新卒研修の講師もしています。新入社員の受講者から「現場に早く出るためにはどうすればいいですか?」など質問があり、AKKODiSの新入社員は意欲が高く前向きだと思いました。
社内ワーキングなどで、失敗する経験をさせてもらえるのがいいなと思っています。1年目の時には100名規模の社内ワーキングの幹事をやらせてもらいました。
お客さま先の配属者が100名を超えた記念に交流をしながら問題解決に大切なことを事業部長とすり合わせるイベントでした。思い通りに進めるのは難しかったのですが、周囲は社内なので失敗してもいいよとサポートしてくれましたし、自分ができなかったところを他の方がどうやって解消していくのかを見させてもらうこともできました。年齢や経験関係なく手を上げたらやらせてくれる風土があり、業務以外の学びでもいい経験をさせてもらっています。
AKKODiSで一番身に付いたのは論理的思考力や問題解決力です。フレームワークを使って業務指示の不足にも早めに気づくことができるようになり、エンジニアとして最初に仕事を受ける時にも工数の削減に役立っています。
エンジニアが計画的にシフトを選べますので、今すぐ希望がかなえられなくても経験が一定に達したら、次のステップを目指すこともできます。手を挙げれば自分が望むキャリアを目指すことができますし、目標設定とかゴール設定はチームリーダーや営業が手伝ってくれます。
私は何事も楽しめる性格というのもあって、すごく仕事を楽しみながら進めています。しています。次のレベルは何だろうと考えながら、ゲームでボスを倒す感覚でできない技術を習得しながら日々業務を行っています。一緒にチャレンジしながら仕事を楽しめる人に、ぜひAKKODiSに入社してもらいたいです。
PROFILE
大橋
Mobility事業本部モビリティサービス第4事業部
ソリューションサービス第12グループ第3チーム
2018年に新卒入社後、ファームウェアエンジニアとして自動車の車間距離制御システムの評価環境構築を行う。現在はチームリーダーとして、システムの量産設計のための業務の自動化、設計/評価プロセス効率化支援。お客様の抱える課題に対して改善策を提案している。
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※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。