未経験入社後、PMとしてマネジメントと案件獲得、事業部組織運営も行うエンジニアに。

 

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AKKODiSコンサルティング(以下、AKKODiS)にはエンジニアとしてのスキルと経験を生かし、日本の企業の課題解決を現場から積極的にアプローチをする社員が数多く在籍しています。今回のAKKODiS Peopleは、現在プロジェクトマネージャーとしてお客様先案件のチームマネジメントだけでなく、営業同行により案件獲得や事業部の組織運営を行うPlatform Business事業本部の河西です。未経験で入社後、どのように仕事を覚え、AKKODiSの仲間と温かい関係性を築いたのか話を聞きました。

成果を出す工夫を重ね、未経験入社3年目にチームリーダーへ。

前職は1年間複合機の営業をしていましたが、手に職をつけたいという思いからIT業界に転職を決意しました。
営業時代には、簡単なIT知識を活かしてお客様要望で複合機のネットワーク接続を担当することもありました。ITやパソコンに興味があり、大学時代に初級シスアド(現在のITパスポート)を取得していましたが、スクールに通うなど、本格的なエンジニアの勉強はしていませんでした。転職活動を進める中で、未経験でも入社できるAKKODiS(当時はVSN)で挑戦したいと思い2007年に入社しました。

入社して1カ月間、基本的なIT研修とビジネス研修を受けた後、お客様先で6年間、運用工程(障害時の一次対応、データセンターの入退館対応や作業代行)を24時間365日体制で実施し、日勤と夜勤の2交代のシフト制で働きました。

障害が発生した際には、勤務中は時間関係なく常に対応し、必要に応じてプロパーにエスカレーションして装置の交換などを行っていました。
入社研修でシスコ認定資格のCCNAの研修を受けていましたが、専用線のサービスや物理層に近いところの知識は現場で初めて学ぶことが多かったです。

運用工程は、何もトラブルがなければやることがない仕事です。だからこそ会社の動きについて積極的に情報を仕入れて、プロパーの方にどんどん質問することを心掛けていたことで、新しい仕事をもらうようになりました。

その後は設計から構築まで行うようになり、2年半ほどSIerでネットワークエンジニアとして設計業務にチャレンジしました。この業務が高稼働、高レベルな内容で、ここで得た経験が今の礎になっています。

社内の役割では、入社3年目にチームリーダーになりました。その後6年ほどグループマネージャーとしても従事しています。

早くチームリーダーになれたのは、前職の営業経験が生かされたと思います。その時の環境が厳しく、常に成果を出すために工夫して競争意識を持って取り組んでいました。そのため、AKKODiSに入社後も他の新卒と比べて一番になろうという野心はあったと思います。

現場では想定通りにいかないこともあり、一旦ネットワークが通っている状態でも、さまざまな原因で通信が途絶えることがあります。その際には、Wiresharkなどのツールを使って原因を突き止め、メンバーと議論しながら解決していくことが多いです。

営業同行も行いながらPMとして配属先チームをマネジメント。

現在は自社の業務が増えており、自社業務とお客様先業務は7.5対2.5ほどの割合です。
事業部長を次のステップとして目指しており、エンジニアがより働きやすい、やりがいを感じる組織作りを進めていきたいと考えています。

自社業務は営業同行による案件獲得、遂行(開発案件、PM案件)、事業部の組織運営等を実施しています。お客様には、AKKODISは派遣サービス以外、コンサルや委託サービスもできるとお客様に提案します。それが営業とは異なるアプローチであり、お客様によって意外と反応がよいです。営業の説明に加えて、私が技術的な話ができることが同行するメリットだと思います。

営業同行してキャッチアップしたサービス展開についてエンジニア業務での現場で生かすことができるのもうれしいですね。今後は、より業界のトレンドや今後のITの方向性についても話題を広げられるようにしたいです。

お客様先業務では、現在、PMとしてマネジメントを行っています。現在の配属先は、10名ほどの派遣社員を1~2名プロパーの皆さんがまとめていく環境です。人が抜けてもノウハウが残る提案をメンバーやお客様に行う活動をしています。


自らの能力を上げたい若手にチャンスがあるAKKODiS

どの現場に行っても周りにメンバーと仲が良いです。メンタルが落ち込んだ時期には、上司や同僚が飲みに連れてもらったり、温かくフォローしてくれたりしたことが印象に残っています。
失敗したり、お客様や上司から怒られたりすることもありましたが、その時は、周りに相談できますので、社員同士の関係性が良好な会社だなと思います。

エンジニアとして成長を感じた瞬間は、SIerとして2年間業務を行った際は右も左も分からず、ひたすら調べて難しい課題を乗り越える毎日でした。困難に感じる時もありましたが、その後、お客様先に配属された際に、設計業務を行うにあたり、知識レベルが高い人たちと対等に話せるようになり、エンジニアとして成長を実感できました。

AKKODiSには、運用から要件定義まで幅広い案件があり、業務内容も幅広いです。自身の努力次第で高スキルの案件だけでなく、やりたい業務にチャレンジすることができます。入社時にはIT業界の全体像がわからず、どんな業務を行いたいか明確になっていないこともあると思いますが、どんな工程や業務があるのかを学びながら、自分は何をやりたいのかを今から考えてもらいたいです。そうすることで働き甲斐ややりがいが高まってくると思います。

また、最初は低い工程の運用からスタートすることが多いと思います。そこでは自分が思い描いていたものと違うこともあるかもしれませんが、そこで腐らないでください。そこでの経験は、将来より上流工程の業務に携わる際に生きてきます。与えられた作業を言われた通りにこなすだけではなく、サービス全体を捉え自分の仕事はどの部分を担っているのかを把握し、学ぶことが将来的にレベルの高いエンジニアになる第一歩です。

エンジニアは技術的な知識が求められますが、それ以上に、お客様とコミュニケーションする能力や、ビジネスマンとしての基礎が評価されることが多いです。積極的にお客様とコミュニケーションを取り、報連相を行うというビジネスマンとして当たり前のことをきちんとやることで、評価が高くなると思います。

自分から動いて会社を変えていこう、自分の能力を上げていこうという気持ちを持った人にはAKKODiSは良い環境だと思います。若手にもチャンスがあり、役職はいろいろありますが若くて30前半に課長職に上がれるケースもあります。

AKKODiSには、相談に乗ってくれる先輩がたくさんいますので困った際や悩んだ際には、ぜひ積極的に相談してください。一緒に会社を盛り上げて行きましょう。

PROFILE

河西
Platform Business事業本部 西日本事業部
ソリューションサービス第5グループ GM

複合機の営業を経験後、2007年AKKODiSに未経験入社。運用工程やネットワークの設計業務を行う。現在は、プロジェクトマネージャーとしてマネジメントを実施するだけでなく、営業同行による案件獲得や事業部の組織運営等も担っている。

  • インタビュー内容、所属は取材当時のものです。
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