Microsoft MVP受賞者がAKKODiSで目指す、日本のビジネスの生産性改善。

 

# Microsoft MVP # Microsoft Power Platform #プロジェクトマネジメント

AKKODiSコンサルティング(以下、AKKODiS)にはエンジニアとしてのスキルと経験を生かし、日本の課題解決に積極的にアプローチをする社員が数多く在籍しています。Microsoft MVPを受賞したAKKODiSの社員は、現在Microsoft Power Platformの社内第一人者として、社内のガバナンス改善や業務改善など幅広く活躍しています。日本のビジネスを改善し生産性を上げたいという目標をかなえるために、日々どのように社内外で活動を広げているのか話を聞きました。

IT知識を活用して日本のビジネスを改善し、生産性を上げたい。

AKKODiSには、2024年5月に「日本を、課題解決先進国に」というところに共感して入社しました。現在は、プロジェクトマネージャーとしてプリセールスやデリバリーを行う他、DX戦略プログラムのメンバーとして、Microsoft Power Platformによるガバナンス改善や社内業務改善、コミュニティ活性化のための活動を行っています。

AKKODiS が、2023年冬に行われたJapan Power Platform Conferenceというコミュニティイベントのスポンサーだったことでその存在を知りました。

私は、新しい技術を学んで利用するのが好きで、そのIT知識を活用して日本のビジネスを改善して生産性を上げたいと思っています。今後エンジニアの数が足りなくなると言われていますが、それを解決する手段として、現在世界で注目されているのがローコード開発ツールのMicrosoft Power Platformです。
この開発ツールを使って、非エンジニアも自分たちでアプリを作って業務改善を行うことができます。業務改善を実現し、新しいビジネスの創出やワークライフバランスの改善ができるようにサポートしたいと考えています。このような考えが、AKKODiSのビジョンとマッチしていると思い、入社を決めました。前職でも同じようなことをしていましたが、AKKODiSの方が強く求められていると感じました。

入社前には、AKKODiSのMicrosoft Power Platformの社内コミュニティで「Power Platformで始めるフュージョン開発/ALM構築」というテーマで登壇もしました。
プロ開発者やエンジニアがローコード・ノーコード開発に携わる意義について学ぶ、また市民開発者との懸け橋となる新たなプロ開発者のキャリアの可能性について知ってもらう内容です。

2023年にMicrosoft MVPを受賞。

AKKODiSに入社する前の2023年6月にMicrosoft MVP for Business Applications別ウィンドウで開くを受賞 しています。私が活動している分野では日本全体の受賞者は20人弱ですね。AKKODiSではMicrosoft MVPを受賞しているのは私だけです。

Microsoft MVP とは、Microsoft公式の言葉を引用するとコミュニティリーダーとしてMicrosoftのサービスに関する技術発信や、コミュニティ運営、登壇などの情報発信に対して送られるアワードです。技術的なスキルも含め、技術発信や登壇、そして人々の興味を引く能力などが求められています。

既存のMVP受賞者かマイクロソフト社員からの推薦だけでなく、アメリカ本社での審査が必要です。受賞後は年次更新があり、私も2024年7月に更新しました。


プリセールスやデリバリーも行い、社内教育の必要性を感じる。

現在は、ソリューション事業本部EA推進部に配属されています。EA推進部配下のいくつかのグループのプロジェクトを横断してさまざまな案件に対応しています。最近はガバナンスの設定や人事、財務のフロー改善、DX戦略プログラムのメンバーとして社内改善に関わってなども行っています。

Microsoft Power Platformのサービスはちょうど立ち上げ期なので、頑張っていきたいと思っていますが、やらなければならないことが多いと感じています。
その一つが社内教育の充実です。エンジニアは、技術的なスキルだけでなく、お客様に提案する資料作成とか提案能力のようなビジネススキルも求められます。PMとして人をアサインする際に、お客様から案件をいただいても人を集められないという機会損失をしないためにも、e-learningを強化する必要があると思っています。社内の人材に向けてMicrosoft Power Platformの技術や知識に関する教育プランも今後は作っていく予定です。

社内のリテラシー強化だけでなく、CopilotやMicrosoft Power Platformについてお客様への提案も行っています。案件受託後は、自ら担当して手を動かし、プリセールスや技術的なデリバリーについてもアドバイザーとしても入ります。

個人のコミュニティ活動でもMicrosoft Power Platformの可能性を追う。

個人的に「コルネ」という名前で活動し、2018年頃から個人技術ブログ別ウィンドウで開く を続けています。さらに、「Japan Power Platform Game Builders別ウィンドウで開く 」など自分自身でコミュニティもいくつか運営し、例えば「業務改善検討会」というコミュニティでは、Microsoft Power Platformに限らず、ビジネス全体で課題があった場合、どのように改善すればいいかを有識者と話し合っています。
Japan Power Platform Dev User Group別ウィンドウで開く 」というコミュニティでは、プロ開発と市民開発の可能性について参加者と学んでいます。ノーコード・ローコードのソリューションを使って業務改善をする場合に、ビジネス要件として必要があれば、プロバイダーと協力して、プロ開発を進める必要があります。アメリカなどでは既に実施されていてノウハウが蓄積されていますが、日本ではまだノウハウが足りないからです。

コミュニティには非常に多様なバックグラウンドの人たちが集まっています。Microsoft Power Platformを今後社内で導入したい人、既に自分でしっかり取り組んでいる人など、様々な職種の人が「やってみたい」と思って参加しています。
Microsoft Power Platformをはじめとしたノーコード・ローコードツールが広く知られていないと、お客様に提案しても理解してもらいにくいので、このようなコミュニティを通じて、広く知って興味を持ってもらいたいと思っています。

また、イベントも開催していますMicrosoft Power Platformでゲームを作成してみようというイベントでは、参加者にはゲーム作成を通じてMicrosoft Power Platformに興味を持ってもらい、技術アップしていただくという副次的な狙いもあります。先日はAKKODiSを会場に「Process Renovation Spark」というテーマのアイデアソンも開催しました。

技術力と提案力を兼ね備えたエンジニアに入社してもらいたい。

AIがコーディングもできる時代にSIerは淘汰されていくのではないか、という話もあります。しかし、MicrosoftのAIツールであるCopilotは副操縦士という意味で、それを使うのは人間です。技術が進歩しても、どのような利用方法が適切か判断する力が求められます。また、エンジニアとしてのキャリアを考える際にも、技術力と提案力を兼ね備えていることが求められます。

エンジニアにはコミュニケーションスキルも重要で、チームでのやり取りや、指示を的確に理解する力が求められます。コミュニケーション能力がないと指示をうまく解釈できずに誤った開発をしてしまうことがあります。

当然、Microsoft Power Platformの技術的な知識をある程度持っていることが前提ですが、技術を活用してお客様に貢献できるかを考え、提案できる力が必要です。提案力も重要です。 チームメンバーには、本人がやりたいことを優先に自社のビジネスキャリアや今後のニーズにあったスキルを獲得できるようアドバイスするようにしています。

お客様の案件を対応する際に、tobeを理解し、どのように実現していくのか説明できて実行できる人が必要です。それだけでなく、うまくいったら拡大し、だめだったらその理由を説明して切り替えて次のプランを提案できる人が求められます。社内このような人材が増えることを望んでいますので、AKKODiSに興味がある方にぜひ入社していただきたいです。

私自身は、特定の技術スキルを極め、この分野はこの人に頼ることができれば解決すると他者からいわれるレベルまで到達することを目指しています。
Microsoft Power Platformに興味がある方や、我々と立ち上げ期から含めて課題解決を共に行いたい方がいましたら、ぜひ一緒にお客様の課題を一緒に解決しましょう。

PROFILE

吉田
ソリューション統括 ソリューション事業本部 EA推進部
プロジェクトマネージャー

2024年5月、AKKODiSに入社。プロジェクトマネージャーとしてプリセールスやデリバリーを行う他、DX戦略プログラムのメンバーとして、Microsoft Power Platformによるガバナンス改善や社内業務改善、コミュニティ活性化を行う。
2023年、Microsoft MVP for Business Applicationsを受賞。

  • インタビュー内容、所属は取材当時のものです。
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